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インフラ施設
富士山静岡空港 旅客ターミナルビル増築・改修
- 構造設計
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 - 材料製作
 - 意匠設計
 
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 - 施工
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 - 意匠設計
 
- 設計 坂茂建築設計
 - 所在地 静岡県牧之原市
 - 敷地面積 1,915,548.2㎡
 - 建築面積 8,820.79㎡
 - 延床面積 18,216.89㎡
 - 階数 地上3階
 
既存空港ターミナルビルの増築・改修である。大断面の静岡県産のスギ集成材をシンプルに700㎜ピッチのジョイスト状に使い、大屋根の構造としている。ジョイスト梁は、スパンごとにそれとは直交方向の大梁で受ける必要があるが、空間がスパンごとに分断され空間の流れが損なわれてしまう。そこで大梁をなくし、ジョイスト梁を連続して見せる方法として、木と鉄のハイブリッドトラス梁と考えた。正面のドロップオフの大きな庇の木架構が、そのままロビーからボーディングのエアサイドまでつながり、利用客を柔らかく覆う空間となった。
○新建築 2021年11月号掲載
撮影:平井広行(2018.9~2019.8 撮影)
 






